子どもの心に、本当の「主体性」の種を
📖 出典記事のご紹介
📚 ある日の「みざいじゅく」での会話
塾生のゆうとくん: 「先生、学校の先生がよく『主体的に取り組もう』って言うんですけど、正直よくわからないんです。結局、先生が望むことをやればいいってことですか?」
みざいじゅく代表: 「ゆうとくん、いい質問だね。実はね、今、教育の世界で大きな議論が起きているんだよ。『主体性』という言葉が、本当の意味とは違う使われ方をしているんじゃないかって」
ゆうとくん: 「え、どういうことですか?」
代表: 「東洋経済オンラインに、とても大切な記事が載っていてね。『主体性』って、本当は君の心の中から自然に湧き出る『やりたい』や『やりたくない』という気持ちに従って、自分で選ぶことなんだって」
🌱 子どもの心に、本当の「主体性」の種を
藤沢市で子育てをされている保護者の皆さま、こんにちは。
「うちの子、もっと主体的になってほしいんだけど…」
「非認知能力を高めるには、どうしたらいいの?」
そんな風に思われたこと、ありませんか?
でも、ちょっと待ってください。
その「主体性」や「非認知能力」、本当にお子さんのためのものでしょうか?
📰 文部科学省も方針転換――「主体性」を評価しない方向へ
記事によると、文部科学省は「主体的に学習に取り組む態度」を、通知表の評定に直接反映させない方向性を示しました。これは大きな方針転換です。
なぜでしょうか?
記事の中で、公教育を専門とする武田緑さんは、こう指摘しています。
「『こちらがやらせたいことを自ら進んでやってほしい』というのを『主体性』と呼んでいることがあるような。それは主体性ではないな、と思うんです。本当に主体性を求めるんだったら、自由度をもっと上げないと出てこない」
つまり、「大人がやってほしいことを、子どもが自分から進んでやる」――これを「主体性」と呼んでしまっていたのです。
💭 本当の「主体性」とは何か?
武田さんは、主体性をこう定義しています。
「その人の内から湧き出る欲求に基づき、(意識的であれ無意識であれ)自己選択・自己決定し、他者や環境との関わりの中で表現・行為すること。そしてその責任を自分のものとして引き受けること」
そして、こんな漫画家さんの言葉も紹介されています。
「主体性とは『自ら率先して行動する姿勢』ではなく、『自分の意志で行動を選ぶ姿勢』」
大事なのは、「その子の上に矢印があるか」――つまり、その子自身が選んでいるかどうか、なのです。
🌈 子どもは、生まれながらに「主体性」を持っている
記事の中で、武田さんはこうも述べています。
「主体性は、どんな子も生まれながらに持っているものだと私は考えています。もし、外から見えにくくても、事情があって"湧き上がってこない"状態になっているとしても。『ない』『足りない』前提で他者が『つくろう』『高めよう』とするのは暴力的ではないでしょうか」
もし、お子さんの主体性が見えないように感じるとき――
それは「ない」のではなく、「湧き上がってこない状況」にあるだけかもしれません。
そして武田さんは、「それは多くの場合、『大人の(つくった環境の)せい』」だと指摘します。
だからこそ、必要なのは――
- 足し算的な関わり(刺激する、促す、介入する)ではなく
- 引き算的な関わり(抑圧しない、見守る、応援する)
なのです。
🎯 「非認知能力」も、同じ落とし穴がある
「非認知能力」という言葉も、最近よく耳にしますね。
でも、武田さんは、これにも警鐘を鳴らしています。
もし、「非認知能力を高めれば、将来有利になる」という視点だけで育てようとしたら――
それは、子どもを「よい商品」にし、付加価値を高めるための道具として扱っていることになりかねません。
大切なのは、スキルを「身につけさせる」ことではなく、
お子さんが自分らしく生きていくための土台を、一緒に育むことなのです。
💌 保護者の皆さまへ――今日からできること
お子さんに、こんな言葉をかけてみませんか?
「今日は何がしたい?」
「あなたはどう思う?」
「それ、面白そうだね。やってみたら?」
そして、お子さんが「やりたくない」と言ったときも――
それを否定せず、「そうなんだね」と受け止めてあげてください。
「やりたい」も「やりたくない」も、どちらもお子さんの大切な気持ちです。
その気持ちを尊重されることで、お子さんは「自分には選ぶ力がある」と実感できるのです。
🌸 まとめ――子どもは、道具ではなく、一人の人間
「主体性」や「非認知能力」という言葉に惑わされず、
お子さんを「将来のための商品」として育てるのではなく、
今、ここにいる一人の人間として、その子らしさを大切にする。
それが、私たち大人にできる、最も大切なことなのかもしれません。
藤沢市の保護者の皆さま、
一緒に、お子さんの「内から湧き出る力」を信じて、見守っていきませんか?
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※この記事は、東洋経済オンラインの記事を参考に、みざいじゅく代表の視点で作成したものです。
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