子どもたちに「どう学ぶか=まなびデザイン」をつけるため
子どもたちに本当に必要なのは、成績よりも「どう学ぶか」という力です。22年間の教育現場で気づいた、最も大切なことです。
理想:すべての子どもが自分らしく学べる世界
私の理想は、子どもたち一人ひとりが自分に合った学び方を見つけ、生涯にわたって成長し続けられることです。
それは単なる知識の詰め込みではなく、自ら考え、探究する力を育むことです。

現実:画一的な教育と多様な学習ニーズの間で
しかし現実には、画一的な教育システムの中で、子どもたち一人ひとりの学び方の違いに十分に対応できていません。
1980年、湘南の海風香る藤沢で生まれた私自身も、自分に合った学び方を模索する旅を続けてきました。
沖縄の大学の教育学部で基礎を学び、中学生対象の集団指導塾で経験を積んだ後、思いがけない方向へ進みました。青年海外協力隊として、アフリカ・ガーナの高校で化学教師として働き、そこで気づいたのは、文化や環境が違っても、人には学ぶという本能的欲求が備わっているということでした。
帰国後は、大阪の堺市立小学校、大阪の大学での化学実験助手、相模原市のインターナショナルスクールでの「自分の可能性を広げる教育」の実践、そして15年間の公立小学校での経験が、私の教育観を形づくりました。

22年間の教育現場での経験を通じて、一つの確信に至りました。
子どもたちが本当に必要としているのは、テストの点数を上げるための知識ではなく、「自分で学び方を見つけ、調整できる力」だということです。
この力があれば、学校を卒業した後も、人生のあらゆる場面で自ら学び続け、成長し続けることができます。
しかし現在の教育システムでは、一人ひとりの学習特性に合わせた指導を十分に行うことが難しい現実があります。
集団授業では、それぞれの子どもに最適な学び方を見つけるための時間と対話が不足しがちです。
課題解決:「まなびデザイン」で橋渡しを
この22年の旅の中で、子どもの「どう学ぶか」の力を「まなびデザイン」と名付け、それを伸ばすために必要な3つの核となる能力を培ってきました。
- 一人ひとりの学習特性を見抜く観察眼
- 個々に合わせた戦略を組み立てる力
- 多彩な教育現場で培った個別指導力

これらの力を活かして、お子さまと一緒に、その子らしい「まなびデザイン」を見つけていく旅のお手伝いをしたいと思っています。
その場所として、湘南・藤沢で「みざいじゅく」を立ち上げました。
少人数制の環境で一人ひとりとじっくり向き合い、その子に合った「まなびデザイン」を一緒に見つけていきます。
「みざいじゅく」という名前には、「まだここにない、これから創り出していく学びの場」という想いが込められています。
子どもたち一人ひとりが、自分らしい学び方で未来を切り拓いていく——そんな場所を目指しています。

